富士山に

mmsy2005-09-03

行ってきました。


●一日目
五合目〜八合目まで


・五合目
到着したときには小雨がぱらつく生憎の天気予報。
レインコートフル装備で出発。
しかしすぐ雨がやんで、ただただ暑いばかりの無用の長物と化す。


・六合目まで
五合目出てすぐついた。もしかして楽勝?と勘違いする。


・七合目まで
なかなか登山っぽくなってきた。岩がごろごろしてるところをゆっくり登る。
一緒に行った留学生がガイドを抜かそうとしてねちねち怒られる。
酸素が薄い気がしてきた。少し肌寒くなってきた。


・八合目まで
留学生が後ろに回れと何度もガイドに言われる。
軽くキレられていることには気づいていない様子。
登り道がどんどん急になる。exp(0.223x)カーブと分析。


●八合目 山小屋
えっちらおっちら登りきる。
思ったよりも体力に余裕がある気がする。
すぐ夕飯。もちろんカレーライス。
具がないという留学生の意見には、スープカレーなんだよ、セレブの食べ物だなんだよと軽くかわす。
食後すぐ寝る。大体19時くらい。2時に出発予定。
いびきがうるさい。途中でおきる。
頭が痛い。気持ちも悪い。軽く高山病?と不安になる。
おそらく眠りに入って呼吸が浅くなったせいで酸素不足になったんじゃないかと予想するもどうしようもない。


●2日目
・八合目〜九合目
2時起床。やっぱり頭痛いし気持ち悪い。やばい。
とりあえず着替えて外に出てみる。天気は晴れ。下の町がきらきらときれい。星もたくさん。留学生も感激。
体調は悪いけどそのまま出発。意識して多めに呼吸してみる。しばらくすると頭いたいのは取れてきた。相変わらず気持ちは悪い。
とにかく風が強い。台風並み。立っているのがやっとな所も。暗くて回りよく見えないし。落ちたらただではすみそうもないのでのたのた登る。
登りもきついし気持ち悪いし息は切れるし最低な気分。なのでペースを最低に落として登りたいが留学生はぜんぜん平気な様子。息すら切れてない。流石にこれにはびびる。
体力的に留学生のペースにはとてもついていけないと判断。留学生には先に行ってくれと進言。却下される。
ガイド付きツアー客にまぎれてペースをつかむことをひっそりと決める。


・九合目〜十合目
オーバーペースで体力を根こそぎ持っていかれる。
ツアー客に紛れ込むことに成功。最初からこのペースで行ってればと激しく後悔。
最後の岩場の難関をクリアすると頂上への道が。やる気がよみがえるも体は反応せず。


・頂上
どうにか到着。
日の出予定時間前に到着するも雲がかかっていたためご来光は拝めず。
寒さに負け400円の高級ココアを購入。暖かく体に染み渡る。うまい。
お鉢巡りに行くかどうか留学生と相談。行くことに決定するもガスっているため断念。正直ホッとする。
眺めの休憩後五合目への帰り道に向かう。


・頂上〜五合目
ひたすら下る。
八合目付近は雲が取れて景色がよく見渡せた。
ひざが笑い始める。
留学生がこける。実は足にはキテいた様だ。同じ人間なんだと少し安心。
約4時間で降りきれた。


●総括
富士登山は楽しい。天気がよければ景色もきれい。運動不足のまま登るのはやめよう。